うまくなる人は、今の自分が誰をライバルにすべきかを知っている
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド22」です。
【メソッド22】
うまくなる人は、今の自分が誰を
ライバルにすべきかを知っている
~以下、本文から抜粋~
「うまくなる人は、トップレベルの人の動きをしっかり目に焼き付ける」という話を前回のブログでしました。
とはいえ、トップレベルの人は、究極のゴール的存在。うまくなる人は、いきなりトップレベルの実力を目指しません。自分より少しだけ実力が上のライバルを探し出し、まずはそこを目指して頑張ります。つまり、スモールゴールを設けるのです。
そして、そのライバルに追いついたら、また自分より少し上の実力を持つ次のライバルを探して……ということを繰り返して、最終的にトップレベルを目指すのです。
あなたのうまくなりたいものに当てはめて考えてみましょう。今のあなたよりも少しだけうまい人は、誰でしょうか? その人があなたのライバルです。その人との違いはどこにあるのでしょうか? そして、どんなトレーニングを積めば、そのライバルに追いつけるでしょうか? 考えて行動してみましょう。
<よくやる間違い>
「人とは競いたくない」と思ってしまう
気持ちはわかります。けれども、ライバルは具体的なスモールゴール。自分が目指すべきスモールゴールを常に設けながら行動すると、上達が早まります。その人に対してライバル心をむき出しにしたりする必要や、その人に「あなたは私のライバルです」と告げる必要はありません。自分の中で意識するだけで十分です。
~以上、本文から抜粋~
「適切なスモールゴールを自ら設ける」ことが、上達するために非常に重要なのですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ