うまくなる人は、トップレベルの人の動きを観察する
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド21」です。
【メソッド21】
うまくなる人は、トップレベルの人の動きを観察する
~以下、本文から抜粋~
うまくなる人は、トップレベルの人の動きをしっかり目に焼き付けます。営業がうまくなりたいのであればトップ営業の人間、サッカーがうまくなりたいのであればJリーグの有名選手の行動をじっくりと観察し、その動きをマネしようとするのです。
トップレベルの人の行動を観察することで、理想の動きとはどういうものかがわかります。そして、トップレベルの人の行動をマネしてみることで、今の自分とトップの人とのギャップがわかります。特に、次の3つの違いが明らかになります。
①姿勢……うまくない人は、力を入れにくく疲れやすい姿勢で行なっている
②タイミングや手順……うまくない人は、同じ行動をうまい人とは違うタイミングや手順で行なっている
③スピード……うまくない人は、うまい人に比べて動きが遅い
ですから、この3つのギャップを常に把握しながら、トップレベルの人に近づく練習を積むことが大切です。
<よくやる間違い>
自分には無関係と思ってしまう
「トップレベルの人の動きなんて自分には無関係」と最初から決めつけ、観察を怠っていませんか? 人間には「理想的な動きを脳に焼き付けるとそのとおりに行動しようとする」という特性があります。ですから、トップレベルの人の動きをじっくり観察し、マネしてみることは、上達を早める大きな効果があります。
~以上、本文から抜粋~
人間の脳の「イメージどおりに動こうとする」という特性をうまく活かすために、トップレベルの人の動きをじっくり観察したいですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ