うまくなる人は、締切と目標を数字で設定している
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げていきます。
今回は、「メソッドその7」です。
【メソッド7】
うまくなる人は、締切と目標を数字で設定している
~以下、本文から抜粋~
「いつか○○できたらなあ」というのは、願望であって、目標ではありません。「いつか英語が話せるようになりたい」といった状態は、行動科学では「目標を設定した」とは見なしません。
うまくなる人は、
①「いつまでに」という日時を決める(締切の数値化)
②「そのとき自分がどうなっているか」という状態を数字で決める(目標の数値化)
の2つを守り、目標を設定しています。「いつか英語が話せるようになりたい」ではなく、「11 月10 日のTOEIC の試験(締切の数値化)で650 点以上とる(目標の数値化)」と設定するのです。
では、なぜ①と②が必要なのでしょうか? それは設定しないと達成感が得られないからです。また、「自分の現状」と「目標」とのギャップが測定できず、自分が何をどう頑張ればいいのか対策を立てることができないからです。ですから、まずは「締切と目標は数字で設定すること」と覚えておいてください。
<よくやる間違い>
目標を願望のままにする
仕事や他の用事で忙しかったりすると、やりたいことを「いつかできたらいいな」と願望のままとどめがちです。でも、それではやっぱり面白くないですよね? ですからまずは、締切と目標を数値化してしまいましょう。後で変更してもいいのです。まずは一度思い切って自分で決めてみることが大事です。
~以上、本文から抜粋~
いかがでしたでしょうか?
「いつかやせたい」は願い、「7月21日までに3kgやせる」は目標。
願いを目標に変えて行動したいですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ