うまくなる人は、目標達成する前に次の目標を決めてしまう
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド42」です。
【メソッド42】
うまくなる人は、
目標達成する前に次の目標を決めてしまう
~以下、本文から抜粋~
試験、大会、プレゼンなど、目標としているものがあるとします。
普通は、まずはその日を目指して一生懸命頑張り、その日が終われば「とにかく頑張ったから、まずはひと休みしよう。そして、ゆっくりしてから次の目標を考えよう」と思うものです。
けれども、この考え方は、上達という観点からすると非常にもったいないのです。
まず、習慣化できた行動を中断してしまいます。ゼロから再スタートして定着化させるのは、大きなエネルギーを必要とします。
また、振り返りをすることなく行動を終えてしまいがちなので、今までの頑張りを次に活かせなくなってしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか? うまくなる人は、目標をクリアする前から次のワンランク高い目標を立ててしまうのです。
目標達成の前に次の目標を決めておきさえすれば、頭や身体がなまってしまうまで休むこともなく、振り返りも自然と行なえるからです。上達の大きなコツの1つですので、ぜひ取り入れてください。
<よくやる間違い>
目標を達成してホッとしてしまう
目標達成するたびに長すぎる休みを入れていませんか? 「今立てている目標を達成したら、その後はまったくやらない」という場合は別ですが、もっと続けたい、もっとうまくなりたいと思うなら次の目標を決めておくことをオススメします。次の目標を立てておくことで、「今の目標を達成する意味」も明確になります。
~以上、本文から抜粋~
達成したい目標の、さらにその先の目標をあらかじめ決めておけば、目標が「点」ではなく「線」になりますね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ