うまくなる人は、「場慣れの時間」を設けている
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド50」です。
【メソッド50】
うまくなる人は、
「場慣れの時間」を設けている
~以下、本文から抜粋~
うまくなる人は、プレゼンをする前、大学受験をする前、レースに出る前などに、その会場の下見をします。それには、いくつかの理由があります。
1つめは、一度下見をしておけば、本番当日の悩み・不安が激減するからです。「道に迷ったらどうしよう」「トイレはあるのかな」といったことにわずらわされず、パフォーマンスに集中できます。
2つめは、会場の雰囲気に体が慣れるからです。「空気に飲まれる」とよく言いますが、会場に一度足を運んでおくだけで、緊張がかなりやわらぎ、実力を出せるようになります。
3つめは、成功後のイメージが具体的になり、ワクワクできるからです。例えば、大学受験の前に大学に足を運び、校舎や先輩学生たちを目にすれば、合格後のキャンパスライフのようすが具体化でき、成功したいという思いが強くなります。
本番の舞台にいる自分がなるべく自然でいられるよう、下見で身体を慣れさせることが大切です。
<よくやる間違い>
本番一発勝負で臨んでしまう
これは「自分は緊張しないタイプだから」「本番に強いタイプだから」と自信を持っている人がよくやりがちです。本番の舞台というのは、十分すぎるほど特殊な環境です。その状況で、緊張しすぎず実力を出し切るには、普段の生活と違う要素をできる限り減らしておくことが大切なのです。
~以上、本文から抜粋~
時間を作って一度下見をしておき、本番の空気に自分を慣れさせておきましょう。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ