人間の幸福度、会社の生産性を左右するのは人間関係
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』(小林嘉男さん著)を発行させていただきました、株式会社まる出版と申します。
アドラーは、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と言いました。そして、「人間の幸福もまた対人関係の中にある」と言いました。
本書を制作している前後で、TEDの動画、そしてGOOGLEの記事を目にしたのですが、アドラーと同じ基本見解だったことに驚きを覚えました。
【人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から】
「一生を通して、私達を幸福で健康にしてくれるものは何でしょうか?」
75年に渡る成人発達に関する研究のディレクターであるウォール・ディンガー氏は、そう語りかけます。
名声や富――? 答えは、違いました。それは「良好な人間関係」だったのです。
動画は、今も見ることができます。
自分たちの人生を豊かにするヒントが詰まった、非常に興味深い動画でした。書籍『LIFE SHIFT』(東洋経済新報社)では、我々の寿命は100歳まで延びると書かれていましたが、人生設計をし直す時期が来ているように感じています。よろしければぜひご覧になってください。
【グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137
一方、こちらの記事も、非常に印象的でした。「社員の生産性を極限まで高めるには、どうすればいいのか?」をグーグルが徹底的に調べたところ、行き着いた答えは「良好な人間関係」だったからです。
記事ですが、残念ながら現在は「現代ビジネス」のプレミアム会員にならないと読めないようです。
人間関係--。それは、人間の幸福度、そして会社の生産性を左右する最大の要素だったのです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日が皆様にとって良い1日でありますように。
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』
(小林嘉男著)
【アマゾンはこちら】
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http://books.rakuten.co.jp/rb/14097389/
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嫌な上司ランキング1位は「聞く耳持たない」上司
初めまして。
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』(小林嘉男さん著)を発行させていただきました、株式会社まる出版と申します。
本日より、はてなブログにて、
「アドラー心理学」×「職場の幸せ」
について、本書の内容も交えながら、更新していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
まる出版では、8月にインターネットリサーチ会社を通じて20代~50代のビジネスパーソン310人(男性155人、女性155人)に「上司にとられて嫌だと感じる行動に関する調査」を行いました。
【質問/上司にとられて嫌だと感じる行動】
「上司にとられて嫌だと感じる行動とは、どういった行動ですか?特にそう思うものを、3位までお選びください」という質問を行ったんです。
その結果わかったのは、
ワースト1位……「聞く耳を持たない」上司
ワースト2位……「失敗は部下、手柄は自分」上司
ワースト3位……「相手によって態度が違う」上司
でした。
▼上司にとられて嫌だと感じる行動(全体)
<まる出版「上司にとられて嫌だと感じる行動に関する調査」より>
ちなみに男女別で見ると、男女とも「こちらの意見を聞いてくれない」をトップに挙げています。また、男性は「いつも結果ばかり気にしている上司」に不満を持つ人が全体平均よりも多く(14.2%)、女性は「良い時は認められず、悪い時だけ怒られる」に不満を持つ人(15.5%)が全体平均よりも多い結果となりました。
▼上司にとられて嫌だと感じる行動(男女別)
<まる出版「上司にとられて嫌だと感じる行動に関する調査」より>
【調査結果を踏まえて】
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』の著者である小林 嘉男さんは、
「リーダーに求められるのは、部下のやる気を上げるのではなく、「本来部下が持っている、やる気や成長意欲を下げないようにする関わり」が大事
だと話します。
そして、「部下の勇気をくじく関わり」ではなく、「勇気づける関わり」をしたいのです。
部下の勇気(やる気)をくじく関わりの代表例が、今回のアンケート結果にあるとおり、「部下の話を聞かない」というものです。
では、なぜ上司は、部下の話が聞けないのでしょうか。
小林さんいわく「矢印が自分に向いているから」だそうです。
いかに自分が正しいか、自分ができる上司であるか、自分が出世できるか……。
すべて矢印が自分に向いているからです。
それが、「部下の話を聞かない」「失敗は部下、手柄は自分」という行為になって表に出てくるのです。
では、上司はいったい何をすればいいのでしょうか?
上司として「部下がやる気がない、成長意欲が感じられない」と感じたならば、そのことを嘆く前に、自分の矢印がどこに向いているのか、自問してみること。
これを小林さんはオススメするそうです。
自問すると言っても、普段、自分の言動について意識している方は少ないかもしれません。
例えば、部下と話した後や会議の後に、矢印が
●「自分」という内側に向いていたのか?
あるいは
●「部下やチーム、会社、顧客」といった外側に向いていたのか?
どっちであったか、自分の言動を振り返る時間を持つ。
それだけで十分に効果がありそうです。
……といった内容に関して、『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』の107ページあたりでも触れています。
もしよろしければぜひご一読ください。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日が皆様にとって良い1日でありますように。
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』
(小林嘉男著)
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