うまくなる人は、仲間と一緒にやっている
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド35」です。
【メソッド35】
うまくなる人は、
仲間と一緒にやっている
~以下、本文から抜粋~
物事を続け、成長する上で、仲間の存在はとても重要です。私は、40 歳を過ぎてランニングを始めたとき、仕事でお付き合いのあった方達に「一緒に走りませんか?」と声をかけて「Run & Beer ~楽しく走って、楽しく打ち上げをしよう~」というコンセプトのランニングクラブを立ち上げました。今でもそのクラブは続いています。
また、サハラ砂漠マラソンに参加するとき、アイアンマンレースに参加するときも、チームを結成しました。どのメンバーもバリバリ仕事をしている忙しい人たちですが、お互いに練習報告することで「自分も頑張ろう」と思えるのです。そして、「この仲間と一緒に完走し、喜びを分かち合いたい」という気持ちも高まっていきます。それが、完走という結果につながったと思っています。
私の周りにいる、物事がうまくなる人たちは皆、何か難しいことに挑戦するとき、同じようなチャレンジマインドを持った仲間を募ります。そして、一緒に練習し、大舞台に臨むことで、結果を残していくのです。
<よくやる間違い>
喜び合えない“仲間”と一緒にやってしまう
仲間を見つける際にとても重要なのは、「お互いを高め合う関係を築ける相手を探すこと」です。相手の上達や成功を喜べなかったり、あなたの上達や成功を喜んでくれない相手と一緒にやるのは、むしろマイナス効果です。「年齢が近い」「関係が近い」などの理由よりも「高め合えるかどうか?」の観点で仲間を探すと良いでしょう。
~以上、本文から抜粋~
同じようなチャレンジマインドを持った仲間を募る――とても大事なことなのですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
『図解 うまくなる技術 ~行動科学を使った自己成長の教科書~』
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ