うまくなる人は、初めは必ず 「成功できる目標」から始めている
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド16」です。
【メソッド16】
うまくなる人は、初めは必ず
「成功できる目標」から始めている
~以下、本文から抜粋~
うまくなる人は、最初の目標を小さくしてスタートします。「そんな簡単なことでOK?」というくらいの行動で終わりにします。
例えば、資格試験に合格したい人の最初の目標は「毎日参考書をパラパラとめくる。それを3 日間続ける」、楽器を弾けるようになりたい人の最初の目標は「楽器に毎日触れる。それを1 週間続ける」といった具合です。
私は100km ウルトラマラソンやサハラ砂漠マラソンなどを完走した経験がありますが、最初は「まず家の周りを毎日散歩する」という目標から始めました。
最初の目標を小さくしてスタートするのは、必ず成功するため、そして達成感を味わうためです。「行動するのが楽しい」「目標を達成すると気持ちいい」ということを繰り返すと、人は自然と行動したくなります。
逆に、初めから高い目標を設定してスタートすると、行動するのが辛く感じてしまいます。そして目標達成できなかった場合、「自分はダメな人間だな」と感じてしまい、早々に挫折してしまうのです。
<よくやる間違い>
三日坊主で終わってしまう
初日に気合を入れてたくさん行動し、2 日目に苦しくなり、3 日目にやめてしまう……いわゆる三日坊主になってしまうのは、最初の目標設定が高すぎるからです。スタート時は目標のハードルをかなり下げ、たくさん行動することよりも、達成感を味わうことを重視しましょう。
~以上、本文から抜粋~
成功し、達成感を味わう――その気持ち良さによって、次も行動したくなるのですね。まずは「小さな目標」から始めたいですね。三日坊主撃退にも大きな効果を発揮しそうです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ