うまくなる人は、同じことで何度も頭を悩ませない
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド45」です。
【メソッド45】
うまくなる人は、
同じことで何度も頭を悩ませない
~以下、本文から抜粋~
うまくなる人は、自分の集中したいことに集中するために、毎度同じことで頭を悩ませないようにします。代表的な例としてよく挙げられるのが、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズの服装です。彼は、「毎朝どんな服を着るかで悩みたくない」という理由で、黒のタートルネックとジーンズという服装に決めてしまったわけです。
決まった手順で行なうことを「ルーティン」と呼びますが、日常のルーティンを見直し、効率の良い手順に組み立て直すと、自分のやりたいことをやるための時間を作り出せます。領収書の整理のしかた、部屋の掃除のしかたなど、「やるべきことをサクサク終わらせるための手順」を書き出し、チェックリストを作るのです。一度作ってしまったら、あとは余計なことを考えずに、そのとおりにやるようにします。
ここで、あなたの生活に当てはめて考えてみてください。「これを悩まずサクサク終わらせれば時間に余裕ができる」というものはないでしょうか? その作業のチェックリストを作ってみましょう。
<よくやる間違い>
いつも同じ作業で悩んでしまう
嫌い・苦手な作業をする前に、いつも「あー、イヤだな」と思っていませんか? そして、なかなか手がつけられなかったり、作業スピードが遅くなったりしていませんか? 嫌い・苦手なものほど、サクサク終わらせましょう。そうすれば、時間の余裕が生まれます。毎日忙しいと感じている人には、とくにオススメです。
~以上、本文から抜粋~
チェックリストをどんどん作り、良い意味で何も考えずにサクサク終わらせていきましょう。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
『図解 うまくなる技術 ~行動科学を使った自己成長の教科書~』
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ