うまくなる人は、先にレースや大会に申し込んでしまう
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド41」です。
【メソッド41】
うまくなる人は、
先にレースや大会に申し込んでしまう
~以下、本文から抜粋~
締切と目標があいまいだと、現状分析もできず、カギとなる行動も見つけられず、なかなかうまくなれません。ですから、自分自身で締切と目標を数字で決める必要があります。
ところが、「英語がうまくなりたい」「健康のためにダイエットしたい」といった自己成長系の願望の場合、締切と目標を設定するのがなかなか難しいものです。そんなときは、どうすればいいのでしょうか?
レースや大会に申し込んでしまうのです。
英語がうまくなりたいなら、TOEIC に申し込んでしまう。ランニングを続けたいなら、マラソン大会に申し込んでしまう。テニスがうまくなりたいなら、テニストーナメントに申し込んでしまう。
このやり方は、仕事でも使えます。企画書を仕上げたいなら、上司に「1 週間後の金曜日の夕方、僕のプレゼンを聞いてください」といった形で、勝手に「大会化」してしまうのです。
デッドラインを決めて集中力を高めることを、専門用語で「締切効果」と呼びます。うまくなる人たちはこれを有効活用しています。
<よくやる間違い>
レースや大会を避けてしまう
「レースや大会に出て自分の実力が判明したら落ち込みそう」「今の自分の実力で出るなんて恥ずかしい」などの理由で、参加をためらう人も多いようです。レースや大会があるからこそ人は本気になるものです。他の人と競うのが目的ではなく、あくまでも締切効果の1つと割り切って参加することをオススメします。
~以上、本文から抜粋~
レース、大会、試験……。まずは楽しみながらエントリーし、「いったん締切を設けてみる」ことをオススメします。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
『図解 うまくなる技術 ~行動科学を使った自己成長の教科書~』
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ