うまくなる人は、自分の行動を客観的に観察している
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド28」です。
【メソッド28】
うまくなる人は、自分の行動を
客観的に観察している
~以下、本文から抜粋~
うまくなる人は、自分を客観視するのが上手です。客観視する上でオススメの方法が動画撮影です。
仕事中のようす、運動中のようす、勉強中のようす。あなたがうまくなりたいものを、あなたが普段どんなふうに行なっているか、自分の動きを動画で撮影してみましょう。
特に、背中側など普段自分が見られない角度から撮影してみることをオススメします。なぜなら、「自分が頭の中で思っていた動き」と「実際の動き」が違う可能性があるからです。例えば、自分では全身を使ってボールを投げていたつもりだったのに、実際は手投げになっていた……ということが起こり得ます。そのギャップに気づけると、何をどう修正すればいいかの糸口が見つかり、上達が早まります。
動画撮影の他にも、的確なアドバイスをくれる人に「自分の動きはどうだったか?」を尋ねるという方法もオススメです。自分の行動を客観視するようにしましょう。
<よくやる間違い>
自分の行動を客観視したことがない
「自分はちゃんと動けている」と決め込んでしまい、客観的にチェックする機会を持っておかないと、思わぬミスをしてしまうことになります。仕事のデキる人は、自分の会話の表情を録画して見返してみたり、自分の会話を録音して聞き直したりして、「どうすればもっと良くなるか?」を常に考えています。
~以上、本文から抜粋~
「自分はちゃんと動けている」と勝手に決め込んで、客観チェックを怠っていないか……? 耳が痛いですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
『図解 うまくなる技術 ~行動科学を使った自己成長の教科書~』
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ