うまくなる人は、お手本と自分の動きの違いに気づける
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド26」です。
【メソッド26】
うまくなる人は、お手本と自分の
動きの違いに気づける
~以下、本文から抜粋~
憧れのトップレベルの存在、実力が少し上のライバルの存在は、上達を早めてくれます。なぜなら、うまくなる人は絶えず、そのようなお手本と自分との動きの違いについて考えているからです。そして、その人と自分とのギャップを埋めようとすることで、うまくなっていくのです。
例えば、先輩が簡単に出来る動きを、自分が出来なかったとします。「うまく出来ない」と落ち込んでしまう気持ちはよくわかりますが、実際は落ち込んでいるだけではうまくなれません。では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、自分の行動を分解します。
次に「先輩と同じように出来ているところ」と「先輩が出来ているのに自分が出来ていないところ」を仕分けします。
最後は、反復練習です。「自分が出来ていないところ」を、頭でいちいち考えなくても身体が自然に出来るようになるまで何度も練習するのです。
どの動きを練習すればうまくなれるかを考えながら練習することが重要です。
<よくやる間違い>
出来ないからと落ち込んでしまう
落ち込んでいても、身体を何度も動かさなければうまくはなれません。うまくなる人は、振り返りはしても反省はしません。「自分はなんてダメなんだろう……」と悩むのではなく、「どうやったら出来るようになるのか?」を真剣に考え、身体を動かすことがとても大事です。
~以上、本文から抜粋~
分解して、仕分けして、反復練習する……この繰り返しがとても大事なのですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ