うまくなる人は、情報収集に 時間をかけている
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド13」です。
【メソッド13】
うまくなる人は、情報収集に
時間をかけている
~以下、本文から抜粋~
うまくなる人は、情報収集が上手です。具体的には、
- 自分と同じような条件やレベルから始めて成功した人を探す
- その成功者の練習内容や重要視した点を把握する
ことが上手なのです。
例えば、「学生時代に運動経験はないが、フルマラソンを完走したい」と思ったとします。その場合、ウェブサイトなどで検索して自分と似た人のフルマラソン完走体験記を読んだり、そういった人に直接会って話を聞いたりしているのです。
情報収集の際、注意したい点が2つあります。1つは 「スタートレベルが自分に近い人の成功談を集める」こと。自分と同じ、あるいは自分よりも低いスタートレベルの人の成功談のほうが、自己効力感が上がり、「自分にも出来そう」と思えるからです。
もう1つは、「複数の人から情報を集める」こと。そうすると、いくつかの共通点が浮かび上がってきます。それらが“成功のカギ”を握っている可能性があります。
<よくやる間違い>
情報収集しないまま始めてしまう
成功者から情報収集をすることで、「おおよそどれくらいの練習が必要か?」「特に大事な練習は何か?」といったことが大まかに把握できます。逆に、情報収集をせず何となくスタートすると、試行錯誤が増え、遠回りする可能性が高くなります。なお、成功者から情報収集する際、失敗談も併せて教えてもらうと良いでしょう。
~以上、本文から抜粋~
上手な情報収集を行うことで、自己効力感を上げることができ、また「何が成功のカギを握る行動なのか?」も見えてきます。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ