うまくなる人は、目標達成の行動を書き出して“仮決め”する
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッド9」です。
【メソッド9】
うまくなる人は、
目標達成の行動を書き出して“仮決め”する
~以下、本文から抜粋~
目標達成のための行動の選択肢はたくさんあります。わかりやすく英語の上達を例に考えてみましょう。考えられる行動としては、英会話教室に通う、英語圏の人と友達になって会話する、参考書を1人で解く……など、いろいろ思い浮かびますよね?
ここで、あなたのうまくなりたいものに当てはめて考えてみます。
現時点で考えられる目標達成のための行動は、どんなものがありますか? まずは思いつく限りそれらを紙に書き出してみましょう。
その上で、1つあるいはいくつかの行動を選んでみましょう。「どの行動が最も目標達成につながりそうか?」「どの行動が自分で続けられそうか?」という2つの軸で考えて選びます。
この時点では、あくまでも“ 仮決め”でOKです。実際に行動していく中で、行動の内容が変わっていく可能性があるからです。
行動を“仮決め”したら、自分の選択を信じて疑わず、まずは小さく始めてみることです。頭で思っているだけでは、うまくなりません。実際に行動するからうまくなるのです。
<よくやる間違い>
あまり考えずに行動を選んでしまう
「みんなこの方法でやっているから……」という理由で、なんとなく自分の行動を選んでいませんか? 自分で「これが良さそう」と感じられる行動を自分で“仮決め”することで、スタート時の意欲が高くなります。そして、「その行動を続けることで上達できるかどうか」に対しても、意識を向けられるようになります。
~以上、本文から抜粋~
〝仮決め〟して、小さく始めてみる――。この軽やかな初速行動が、めんどくさがり、先延ばしを撃退するカギを握っているようです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ