うまくなる人は、締切・目標のパターンがどれかを知っている
このブログでは、行動科学マネジメント研究所所長・石田淳先生の著書『図解 うまくなる技術』で紹介している、自己成長に必要な「52のメソッド」を1つずつ取り上げています。
今回は、「メソッドその8」です。
【メソッド8】
うまくなる人は、
締切・目標のパターンがどれかを知っている
~以下、本文から抜粋~
締切・目標の組み合わせは、以下の4 パターンがあります。
①締切も目標も具体的に決まっている……例「会社から『11 月10 日のTOEIC で650 点以上とるように』と言われた」
②締切は決まっているが目標はあいまい……例「2 月の入学試験で合格したい。でも、合格レベルについてはよくわからない」
③締切は決まっていないが目標は具体的に決まっている……例「いつかはレギュラーとして試合に出たい」
④締切も目標も決まっていない……例「社会人としてのスキルをアップする勉強をしたい」
さて、あなたのうまくなりたいものに当てはめて考えてみましょう。締切は数字で決まっているものでしょうか? 目標は数字で決まっているものでしょうか?
うまくなる人は、自分の取り組むものが①~④のどのパターンであるかを最初に確認しています。①の場合は自分で決める必要はありませんが、②~④なら自分自身で締切と目標を数字にする必要があるからです。
<よくやる間違い>
締切と目標を決めないまま開始してしまう
大人になればなるほど、締切も、目標も、自分で決める場面が多くなります。例えば上司から「今週中に企画書を上げておいて」と言われた場合、自分自身で「金曜日の午後3 時までに10 ページの企画書を完成して上司に手渡す」と、より具体的に設定できる人のほうが、仕事がデキるようになります。
~以上、本文から抜粋~
締切・目標のパターンを確認し、「明確でない要素」を「明確にしてしまう」と良さそうですね。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
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【石田淳(いしだ・じゅん)先生プロフィール】
一般社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。アメリカの行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジして、「行動科学マネジメント」として確立。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法が、企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。
現在、日本全国で講演やセミナーを行ない、ビジネスだけでなく教育、スポーツの現場でも活躍している。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。
趣味はトライアスロン&マラソン。2017年には世界一苛酷なマラソンともいわれるアタカマ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。著書・監修書に、『まんがで身につく 続ける技術』(あさ出版)、『めんどくさがる自分を動かす技術』『めんどくさがる相手を動かす技術』(共に永岡書店)、『部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書』(日経BP社)、『行動科学で人生がみるみる変わる!「結果」が出る習慣術』(角川マガジンズ)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP
一般社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP
http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログ