イチロー選手の言葉は、アドラーの提唱する「共同体感覚を高める3条件」に通じている
以前、当ブログでは、アドラーの提唱する「共同体感覚」について触れました。
アドラーは、
「人が幸せだと感じるときは、次の3つを満たしているときだ」
と言いました。
その条件とは、
①自分が好き(自己受容)
②人は信頼できる(他者信頼)
③私は貢献できる(他者貢献)
です。
この3つの条件を満たすほど人間の幸福度は増すのだ――。
と、アドラーは定義したわけです。
そしてアドラーは、この3条件が満たされている状態を「共同体感覚」が持てている状態と言いました。
さて、そんな中、「第22回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式においてイチロー選手が語った言葉が、ネットニュースの記事になっていました。
<イチロー選手の元記事はコチラです>
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/12/24/kiji/20171223s00001007312000c.html
イチロー選手は、子供たちから
「大切にしている言葉やプレーは何ですか?」
と聞かれ、次のように答えたのです。
「うまくいっていないチームはミーティングで
“自分に自信を持って、チームメートを信頼して、やるべきことをやる”
ということを言う。
この3つをできている人はほとんどいません。
頑張っていないと、自分に自信は持てない。
頑張っているチームメートを見ないと信頼できない。
やるべきことを分かっている人は、ほとんどいません。
みんなには自信を持てる自分、チームメートから信頼される人、やるべきことが自分で見つかる人であってほしいと思います」
表現こそ違いますが、
イチロー選手のコメントと、
アドラーの「共同体感覚を高める3条件」は、
自分に自信を持つ=①自分が好き(自己受容)
チームメートを信頼する=②人は信頼できる(他者信頼)
やるべきことをやる=③私は貢献できる(他者貢献)
という感覚を高めるために行動する、
そうすれば
チームがうまくいく=共同体感覚が高まる
というように、
見事に合致していませんか?
イチロー選手の深い言葉……。
思わずみなさんにお伝えしてくて投稿しました。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日も、皆様にとって良い1日でありますように。
※冒頭の写真は下記からお借りしました。いつもありがとうございます!
『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』
(小林嘉男著)
【アマゾンはこちら】
【楽天ブックスはこちら】
http://books.rakuten.co.jp/rb/14097389/
【セブンネットはこちら】
http://7net.omni7.jp/detail/1106643276
【hontoはこちら】