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アドラー心理学を学んで「幸せ職場」をつくりましよう

『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』(小林嘉男著)発行元、まる出版のブログです。

部下の人生を壊してからでは遅い

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電通での自殺事件などをきっかけに、2016年の後半くらいから、働き方、仕事のやり方があらためて問われていますね。

 

かつての小林さんも、鬼上司でした。そして、アドラー心理学を取り入れた職場づくりを始めたきっかけは、部下からの辛辣なフィードバックだったそうです。

 

~以下、『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』(小林嘉男さん著)本文より抜粋です。~

 

「がむしゃらに働くことが成果を出すいちばんの方法だと、私は信じていました。実際、ゼネコンの新人時代から、そのスタイルで結果を出してきたからです。

 

私は、休日出勤も厭わず、朝から深夜まで馬車馬のように働きました。そして、部下にも同じスタイルで働くことを求めました。その結果、私の部下は、同僚や他部署の人間に、ワーク・ライフ・バランスが欠如した状態をグチるようになっていたのです。

 

部下は私に直接は言いませんでしたが、その声は漏れ聞こえてきます。

けれども私は、

『何を甘っちょろいことを言ってるんだ! 仕事がデキるようになるには、これぐらい当たり前なんだ』と聞き流していたのです。

 

その結果、いつの間にか、事態は深刻度を増していました。体調不良を訴えたり、部署異動を希望したり、ついには会社を辞める部下まで出始めたのです。

 

それでもまだ私は「自分に甘いな。それじゃ成長できないぞ」と、楽観的に捉えていたのです。

 

たまりかねた部下が取った行動は、上司である私へのフィードバックという名の「陳情書」を提出することでした。

 

ある日、部下から「無記名でフィードバックさせてほしい」と要望がありました。

今から考えてみればおかしな話ですが、自分のマネジメントに自信があった私は、不思議にも思わず快諾したのです。

 

そして、フィードバックシートを手に取った私の目に飛び込んできたのは 、

『鬼』

『血の通ってない半導体のように冷たい冷徹人間』

『あなたが怖いからみんな萎縮して意見が言えない』

と、想像もしていなかった言葉ばかりでした。

 

こんなに一生懸命みんなのためにやってきたのに!

どうして伝わらないんだ!

どうして、どうして……。

その晩は、悔しくて悔しくて眠れませんでした。

 

そのとき、私は初めて気づいたのです。

『これって、自分が部下にやってきたことじゃないか』ということに。

『一生懸命やってきたのにダメ出しされるのは、こんなに悔しいんだ』ということに。

オレは今まで、何てことをしてきたんだろう……。

自分がダメ出しされて初めて、自分がしてきたことの罪深さを思い知ったのです」

 

~以上、本文より抜粋です。~

 

上司として良かれと思ってやっているのに、その結果、大切な部下の人生を奪っていませんか?

 

それは、お互いにとって不幸なことです。

 

だからこそ、「誰もが人生の主人公である」という視点で、マネジメントを見つめ直すことが大切なのだと思います。

 

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

 

今日が皆様にとって良い1日でありますように。

 

 

『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』

(小林嘉男著)

 

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冒頭の写真は以下からお借りしました

https://www.pakutaso.com/